
vol.292
高橋が名古屋回避世界選手権は絶望
女子マラソンの高橋尚子(ファイテン)は31日、マネジメント会社を通じて8月開幕の世界選手権(大阪)代表選考会となる名古屋国際女子マラソン(3月11日)への出場を見送る意向を表明した。昨年11月の東京国際で2時間31分22秒の3位に敗れ、名古屋で選考会に再挑戦するか検討していたが、今回の決断で代表入りは絶望的になった。
メダルを獲得して日本人トップになれば、いち早く北京五輪代表に内定する世界選手権への出場を目指していた。だが、専属スタッフと検討した上で名古屋出場を見送り、北京五輪(代表3枠)へは、今秋以降の五輪代表選考会で代表の座を狙うことに方針を変更した。
世界選手権以外の五輪代表選考会は東京国際(11月)、大阪国際(来年1月)、名古屋国際(同3月)の3レースの予定。来年8月に行われる北京五輪への準備を考えると東京か大阪が有力だが、東京へはすでにアテネ五輪金メダルの野口みずき(シスメックス)が出場の意向を表明。大阪は野口との対決を避けた有力選手が集中しそうだ。
高橋は「北京五輪出場を一番の目標と考え、名古屋に出場しないことに決めました。身体の改善をし、今までの総決算として北京五輪の予選会に全力で臨みます」とコメントした。