
vol.292
朝青龍が八百長疑惑否定 法的手段も示唆
一部週刊誌が大相撲の横綱朝青龍の八百長疑惑を報じた問題で、日本相撲協会の監察委員長を務める友綱親方(元関脇魁輝)らは30日、朝青龍と八百長の仲介役と名指しされた幕下旭天山の事情聴取を行った。両力士とも関与を否定。これで聴取を受けた13力士全員が八百長とのかかわりについて否定した。
朝青龍は「やましいことはない。20回も優勝したのに、あんなことを書かれてつらかった」と語り、個人的に法的手段に訴える可能性を示唆。旭天山も「自分は何もしていないし、相撲界に八百長はない」と話した。
旭天山が取組前に朝青龍と談笑し、東西支度部屋を行き来していた点が疑われる一因になったが、旭天山は「横綱とは世間話で、支度部屋では生活面で後輩の相談に乗っていた」と釈明。ただ、マナー違反だったことは認め「今後はよっぽどのことがない限り、支度部屋の行き来はしない」と話した。
友綱親方らから報告を受けた北の湖理事長(元横綱北の湖)は「聴取の内容はすべては把握していないが、疑われた力士の気持ちは察する。今後の対応は弁護士と協議して明らかにする」と述べた。