
vol.296
浅野前宮城県知事は果たして東京都知事選へ出馬するのか!?
東京都知事選に向けた民主党の候補者選びで、党首脳部が期待していた浅野史郎前宮城県知事(59)が28日、都内で記者団に「市民の思いを真剣に受け止め、まじめに考えたい」と述べ、出馬に前向きな意向を示した。
浅野氏は民主党が独自候補を擁立すれば、「私の出る幕はない」とも語った。民主党は出馬を辞退されながらも、支援に向けて対応を見極めており、市民グループの支援を軸に浅野氏が無党派で出馬する環境が整いつつある。
浅野氏はこれまで、民主党の出馬要請を「(宮城県知事の)3期12年で知事は卒業。また知事をやる必然性がない」などと辞退。市民グループの出馬を求める声にも消極姿勢を見せていた。
しかし、この日の浅野氏は、25日の市民グループの集会に出席した際、熱烈な支持を受け、心境が変化したことを明らかにした。「最初は、私の心の戸口を『トントン』とたたく、かすかな音だったが、今は『ドンドン』と、多くの方の声がだんだん聞こえてきた」と表現した。さらに「石原都政に勘弁してくれという市民の悲鳴に似た声が入ってきている」とし、こうした声が「出馬する必然性なのかなと思う」と語った。
一方、自民党は24日、都内で開かれた自民党都連の総決起大会で、都連として石原慎太郎知事(74)を支援することを確認した。
石原知事は来賓として出席し、「首長選は政党の看板をしょわないほうがいい」と自民党の推薦を断った理由を改めて説明、理解を求めた。
ただ、「自民党は最大の友党。力を合わせて頑張りましょう」と、これまで通り協調路線は堅持するとの姿勢を示した。
都知事選にはほかに共産党推薦の元足立区長・吉田万三氏(59)、建築家の黒川紀章氏(72)らが立候補を表明している。