今週のTOKYO HEADLINE
vol.296
(2007.03/05-03/11)
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Sports vol.296

平山ゴールも…U−22代表「がっかり」白星

 北京五輪アジア2次予選(28日、国立競技場)第1戦となる香港戦は、U−22日本代表が3−0で勝ち、白星スタートを切った。日本の次戦は14日に敵地で行われるマレーシア戦。北京五輪アジア2次予選は4チーム6組に分かれ、各組上位2チームが最終予選に進出する。日本はB組で香港のほか、マレーシア、シリアと6月6日まで6試合を戦う。
 日本は前半11分にFW平山が決め先制。その後は相手の粘り強い守りを攻略できなかったが、後半21分に水野からパスを受けた梶山が追加点を奪い、同38分にも増田が加点した。
 結果だけみれば快勝スタート。立ち上がりでは積極的な攻撃で何度か決定機を作り、エース平山の先制弾につなげた序盤は“北京への道”へ幸先のいいスタートだった。しかし、早い時間帯に先制したことで“らしさ”を見失ってしまったのだろうか。平山のゴール以降は運動量が落ち、後半の水野のゴールまでパスもつながらなくなった。平山の先制で同じような裏への動きが目立ったが、かえって攻めの幅は狭くなった。
 反町監督は「収穫は勝ったことだけ。がっかりした」と吐き捨てた。問題は中身だ。反町監督が「準備はしてきた」と自信を持って臨んだ「人とボールが動くサッカー」は不発に終わった。
 ハーフタイムのロッカールーム、監督はカミナリを落とした。「自分たちのサッカーをしていないじゃないか」。その真意は「個人プレーに走ってリズムが生まれず、一つひとつのプレーが多くなり、互いのコンタクトが取れないシーンばかり」と試合後、補足した。
 3トップも反省の弁ばかり。シュート0本で下がった李は「練習でしてきたことと違う」。先制点の平山も「一人ひとりがボールを持ちすぎた」とうなだれた。リズムの悪さは守備にも伝染し、後半13分に不用意なバックパスから危うく失点しかけた場面もあった。
「意思統一できていなかった。みんな『どうするの』という感じ」と振り返ったのはボランチの青山敏。そして「リーダーシップをとる選手がいなかった」。この日の主将は伊野波だが、ふぞろいのチームに活を入れるリーダーは見当たらなかった。



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