

vol.298
日本人キャスト初!
中川晃教主演でTHE WHO'S『TOMMY』開幕!
ロックオペラの金字塔、THE WHO'S『TOMMY』が、いのうえひでのり演出、中川晃教主演で幕を開けた。1969年に、ザ・フーが発売したアルバム『TOMMY』がそもそものオリジナル。ストーリー仕立てで作られたこのロックオペラは全世界で500万枚以上のセールスを記録。75年にはケン・ラッセルで映画化され、92年にブロードウェーでミュージカル化された時にはトニー賞5部門受賞の快挙。時代を超えてその精神が受け継がれてきた作品なのだ。名曲に乗せて繰り広げられるストーリーは、幼児期のトラウマで三重苦に陥った少年トミーが、感覚だけで始めたピンボールの天才となり、もてはやされ、その後あることを契機に突然三重苦から解放され、その奇跡からさらに祭り上げられて行く姿を描いたもの。しかしその中でトミーが本当に感じていたことは何だったのか。繰り返し使われる楽曲『See Me, Feel Me』では哀切感たっぷりに「抱いて、癒して」と歌いながらも、表面上はその心を見せないトミーを中川が熱演。本当にトミーがいたら、こういうルックスをしていたのではないかと思えるほど役にハマっていた。共演は、高岡早紀、パク・トンハ、ROLLYなど。日本人キャストによる初の“TOMMY”は、強い印象を残して進行中だ。公演は日生劇場で31日まで。4月20〜26日には大阪公演も行われる。
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