
vol.305
「初の黒人大統領」へ急伸
2008年の次期米大統領選に出馬を表明している民主党のバラク・オバマ上院議員(45)が、同党最有力とされてきたヒラリー・クリントン上院議員(59)のおひざ元のニューヨークで支持を広げている。ヒラリー氏の強固な支持基盤の黒人層が「初の黒人大統領」の可能性を秘めるオバマ氏支持へと動き始めている。
1月末の米紙などの調査によると、黒人有権者の間のヒラリー氏の支持率は60%で、20%のオバマ氏を引き離していた。
ところが4月26日の同党候補者による公開討論会の直後の米テレビ調査で、「最も説得力のあった候補」に挙げられたのはオバマ氏(37%)で、ヒラリー氏は21%にとどまった。そして同月30日発表の世論調査会社ラスムッセンの調べでは支持率で、オバマ氏が32%とヒラリー氏(30%)を初めて抜いた。