
vol.305
松本人志初監督『大日本人』にカンヌ関係者が驚きの大絶賛!
世界のキタノについで、ダウンタウンの松本人志が“世界のマツモト”になろうとしている。松本が初監督し、主演など4役を務める映画『大日本人』(6月2日公開)が、第60回カンヌ国際映画祭(5月16〜27日)の監督週間に招待されることになった。1月25日の製作会見では「カンヌとかで賞を獲る作品では絶対ないような気がしますね」と断言した松本だが、内容を封印してきた同作がカンヌで初めてベールを脱ぐ。
関係者によると、今年初めに未完成映像を映画祭側に送ったところ、すぐに熱烈オファーを受けるというトントン拍子の経緯。作品は先月末に完成したがマスコミ試写は未定で、カンヌが実質ワールドプレミアとなる。映像を観た映画祭ディレクターの一人、オリビエ・ペレ氏は「ある種のコメディーの最高傑作。ファンタジーとドキュメンタリーを非常に独創的で興味深い手法で融合させた、全く新しいコンセプトの映画の誕生です。松本人志という新しい才能の発見は驚きでした。私はすでに4回この作品を観た。恐らく、もっとも突出した個性を持った作品になるでしょう」と絶賛する。異例の快挙に松本は「正直まだピンとは来てないのですが、とにかく僕の映画を認めたカンヌは僕も認めます(笑)」と首を傾げながら喜ぶ一方、「あくまで日本人向けに作ったので、外国の人がどう観るかは興味はある」と面白がっている。
招待された『監督週間』は最高賞などの対象にはならないが、新人監督賞の対象となる無名監督の登竜門で、過去にマーティン・スコセッシや、『愛のコリーダ』の大島渚、『キッズ・リターン』の北野武と名だたる映画人を発掘してきた。日本のお笑い界の異才・松本が世界の映画人を前に、すべるかウケるか注目だ。