
vol.305
超満員の神宮で魅せた! 早大・斎藤が開幕連勝
29日に行われた六大学野球第2日(神宮球場)で、早大1年生の斎藤佑樹投手が先発。法大を13−2で破り2連勝した。斎藤は7回を4安打1失点で2勝目。打撃でも2本のタイムリーを放つ活躍だった。
「相手が強ければ強いほど、自分の実力が上がってくる感じがする」。落ち着いた口調に、負けん気の強さと自信がのぞいた。「力んだ」という1回こそ2安打を浴び、リーグ戦初失点。だが、これで冷静さを取り戻した。2回以降はツーシームを有効に使って打者のミートポイントを外し、7回までわずか2安打。3回には前の打席で適時打を浴びた、同じ1年生の今井を143キロの直球で見逃し三振に仕留めた。
斎藤は不慣れな木製バットでもチームをけん引した。1−1で迎えた4回二死一、二塁で左前へ勝ち越し打を放つと、5回は中前へ2打席連続のタイムリー。3日前から風邪気味だったというが、その影響をまったく感じさせなかった。
この日はゴールデンウイーク前半の日曜日とあって、観客はほぼ満員の2万8000人。早慶戦以外では89年秋に立大が優勝をかけて東大と対戦した試合の3万人以来、18年ぶりの“大入り”となった。