
vol.306
「星野ジャパン」第1次候補60人を発表
野球日本代表の星野仙一監督が7日に会見を行い、2008年北京五輪のアジア予選(11月26日〜12月2日)第1次候補選手60人を発表した。
候補60人のうち投手が29人、捕手5人、内野手15人、外野手11人。第2次選考は10月に行われ、30人に絞り込んだ後、ベンチ入りメンバー24人が決定する。
メジャーリーガーが1人もいない“国内組”オンリーの選考。それでも星野監督は「(選考は)冗談抜きで大変だった。人材が豊富だよ。メジャーの選手を除いても十二分にやっていける選手がゴロゴロいる」と胸を張った。
「アジア予選は短期決戦。ピッチャーを含めた守りを中心にした野球になる」。予選は半年以上先になるが、チーム作りのビジョンはすでに出来上がっている。そのキーマンになるのは北の新世代エース、ダルビッシュ有(日本ハム)だ。指揮官は昨季12勝を挙げ、今季も7試合で防御率1点台という絶好調の20歳を「第1のエース候補」と語り、負けられないアジアでの戦いを引っ張る存在として期待を寄せた。
さらに“サプライズ”となったのは、楽天のルーキー・田中将大の選出。8日現在では2勝2敗、防御率5点台にとどまっているが、星野監督は「調子のいいソフトバンク打線を抑え込んだ」と2日の快投が今回の選出につながったことを明かし、「最後まで名前が消えないように頑張ってほしい」とエールを送った。
若手に注目が集まる一方で、アテネ五輪メンバーが12人選ばれるなど、「第1次星野ジャパン」はベテランも積極的に登用。そのキャプテン候補には、迷わず宮本慎也(東京ヤクルト)を指名した。「宮本しかおらんやろ。リーダーシップがあるし、いろいろと分かっている。最終的なメンバーに残ってくれれば、彼にしようと考えている」と、星野監督の信頼度も抜群。現在は東京ヤクルトのキャプテンも務める36歳が、新旧スター選手の融合したチームを統率することになりそうだ。