
vol.306
栃東「悔いはない」
体調不安で現役引退
大相撲の大関・栃東(玉ノ井部屋)が7日、足立区の同部屋で会見し、現役を続けると脳こうそくを発症する恐れがあることを理由に引退を表明。日本相撲協会が同日開いた理事会で年寄「栃東」の襲名が認められた。大関は引退後も3年間は現役時のしこ名で協会に在籍できる。
栃東は父で師匠の玉ノ井親方(元関脇栃東)が定年退職する平成21年9月に部屋を継承する予定で、それまでは部屋付きの親方として後進の指導にあたる。
栃東は「大阪場所で休場し検査を受けたら、脳こうそくになったことがあると診断された。現役を続けたい気持ちもあったが、気力がなかった。気持ちの入らない相撲を見せるのは失礼だし、大関の相撲を取れないのなら、やめるしかない」と引退の経緯について説明し、「一生懸命やってきたし、悔いはない」と心境を語った。