
vol.306
為末が1年8カ月ぶり復帰戦で3位
5日、長居陸上競技場で行われた陸上国際GP大阪大会で、為末大(APF)が1年8カ月ぶりに400メートル障害に出場。48秒73で3位に入った。
昨季はハードルを封印し、徹底的にスピードを磨いた為末。レース後には「距離感が分からなくなり、パニックになった」と語ったが、そうしたギャップがあらわになるのは織り込み済みだった。前回の世界選手権で後塵を拝したバーショーン・ジャクソン、ジェームズ・カーター(ともに米国)には、8台目を過ぎて吸収された。それでも「前は別次元の抜かれ方だったけど、今回は感覚的には競り合えた」と、実力差は縮まっていると感じたという。
細かなミスがあったうえでの接戦に「急仕上げでここまでこられたのは大きな収穫」と手ごたえを口にした為末。この夏、大阪で行われる世界選手権に向け、期待を抱かせる復帰初戦となった。