
vol.307
安倍VS小沢−−久々の党首討論も…
安倍晋三首相と民主党の小沢一郎代表による党首討論が16日、国会で行われた。両氏の直接対決は昨年11月以来約半年ぶりで、今国会では初めて。実例を挙げて国の補助金改革を迫った小沢氏に対し、安倍首相は「(補助金)改革の加速を宣言する」と強調。首相が防衛大学校の卒業式で行った訓示などをめぐり論戦を交わした。
小沢氏は「この5〜6年で8兆〜9兆円の増税となった。社会保障負担も含め消費税なら3%以上の負担が、国民にかぶさっている」と批判。税金の無駄遣いの一例として補助金を挙げて改革を促した。安倍首相は「社会保障給付は11兆円増えた。3年間で、新規国債の発行額を10兆円減額した。やるべきことはやっている」と反論。補助金改革については「今まさに仕組みを変えている」とし、改革を加速させる考えをアピールした。
その一方で、小沢氏は年金や「政治とカネ」などの問題に言及せず、首相も憲法を語る場面はないなど、夏の参院選の争点とみられているテーマの多くが取り上げられなかった。