
vol.307
会津若松で17歳高校生が母の頭部持参で自首
15日午前7時ごろ、福島県会津若松市の県警会津若松署に、同市内に住む県立高校3年の男子生徒(17)が女性の切断された頭部をショルダーバッグに入れ「母親を殺した」と自首してきた。男子生徒が住むアパートから頭部が切断された母親(47)の遺体が発見され、県警は殺人の疑いで男子生徒を逮捕した。母親の遺体はうつぶせの状態で見つかり、布団が掛けられていた。そばには切断に使用したとみられる刃物が残されていた。司法解剖の結果、死因は首を切られた事による失血死だった。また16日には頭部のほか右腕も切断されていたことが判明。肩の部分から切断された右腕はスプレーで白く塗られ、室内の植木鉢に手を上にして刺さっていたという。調べに対し、「世の中からテロや戦争がなくなればいい。殺すなら誰でもよかった」などと供述しているという。
男子生徒は昨年9月ごろから学校を休みがちだった。精神的に不安定で、精神科の専門医の治療を受けていたという。4月13日を最後に登校しておらず、母親は「刺激を与えるようなことはしないでほしいと医師からいわれた」と学校側に伝えていた。
男子生徒は通学のため、同県金山町にある自宅を離れ、同市内にアパートを借り、別の県立高校に通う高校2年の弟と2人で暮らしていた。母親は週末などにアパートを訪れていたという。
調べでは、男子生徒は15日午前1時半ごろ、自宅アパートに来ていて就寝中だった母親を殺害した疑い。男子生徒は「夜中に1人で殺した」「刺して殺し、のこぎりで切断した」などと供述。「のこぎりは数日前に購入した」などと話していることも判明し、県警は男子生徒が事前に犯行の準備をしていた疑いもあるとみている。遺体の両腕には防御創とみられる切り傷があることも県警の調べで分かった。男子生徒も手に切り傷を負っており、犯行時、親子で争いになったとみて調べている。弟は別室にいたが、気付かなかったらしい。
男子生徒は殺害後、切断した母親の頭部をバッグに入れて外出、同市内のインターネットカフェで約2時間過ごし、タクシーを呼んで、約1キロ離れた会津若松署に自首した。