
vol.309
こんなんじゃ年金払いたくなくなっちゃうよ!!
31日に「年金時効特例法案」と「社会保険庁改革法案」が衆議院を通過した。“被害者”救済の一歩を踏み出したように見えるが、未統合となっている年金記録が自分のものということを証明するのは国民の側ということでは実効性には疑問が残る。
安倍首相は「申請者の話を丁寧に聞き、合理的な説明かどうか第三者機関で判断する」と領収書がなくても柔軟に対応する考えを示してはいるが、領収書以外で金銭の動きを証明するものがほかになにがあるのだろうか。民主党の小沢代表の保険料を払った国民の「主張を基本的に認めるという前提に立って――」という言い回しもよく分からない部分が出てくる。
今回の騒動で、もともと疑問の声が大きかった年金制度に対する信頼感は大きく揺らいだ。これを機に「間違いのない」「信頼の置ける」年金制度を確立することができることを願わずにはいられない。