
vol.309
イチローがメジャー通算1000試合出場
マリナーズのイチロー外野手が、24日のデビルレイズ戦でメジャー通算1000試合出場を果たした。日本人メジャーリーガーの1000試合出場は初めて。
イチローは記録を「知らなかった」というが、自らのバットでメモリアルに花を添える格好になった。10−13で迎えた9回二死二塁。高めの直球を振り抜いた打球は、右中間席へと一直線。大味な試合展開だったが、4月17日以来となる3号2ランを「集中して打てた」と振り返った。
メジャー通算1000試合出場という記録を、本人は「単純に足し算したら(記録到達は)来るから、どうってことはない。重みを感じることも全然ない」と、クールに受け止めた。
1000試合出場時点で1414安打は、近代野球が確立された1900年以降では2番目。1924〜42年にアスレチックスなどで活躍したアル・シモンズには29本届かなかった。2004年にシスラー(ブラウンズ)のシーズン最多安打を塗り替えたときもそうだが、1900年代前半の記録は、ち密な現代の野球との単純比較ができない。それでも、イチローは「一番じゃないことにカチンとくる」と悔しそうに語る。
数字にまつわる記録がついて回る背番号51。堂々たる成績にも、その宿命を受け入れるには、すべての記録でトップに君臨しないと気が済まないのかもしれない。