
vol.310
斎藤がリーグトップ4勝!「あこがれの早慶戦で勝ててうれしい」
早大が六大学野球で連覇
東京六大学野球春季リーグは3日、神宮球場で最終週の早慶戦2回戦を行い、早大が慶大に9−5で勝利。2季連続39度目の優勝を決め、12日に開幕する全日本大学選手権の出場を決めた。早大は斎藤佑樹が先発し、6回4安打4失点。5四死球ながら8三振を奪い、リーグトップに並ぶ4勝目を挙げた。
「あこがれの早慶戦で勝ててうれしい」。大学初シーズンでいきなりの優勝を果たしたルーキーが、チームメートからの胴上げで3度、宙に舞った。3万6000人の熱気に包まれた先発マウンド。負ければ優勝決定戦に持ち込まれる重圧の中、「緊張よりうれしいという気持ち」と程よい高揚感を保つあたりは、いかにも強心臓だ。6回にリズムを崩し、2死球と2本の適時打などで4失点を喫したが、傷口は広げない。二死二、三塁で代打を三振に仕留め、流れは渡さなかった。
早実のエースだった昨夏の西東京大会から甲子園、国体、そして六大学と負け知らず。「何かを持っている気はしますけど、その運も使い切ると思う。このシーズンが終わってから、本当の実力が試される気がする」。大学初の歓喜もそこそこに、斎藤は他大学が目の色を変えてくるであろう秋のシーズンへ向け気を引き締めていた。