
vol.311
1〜3月期GDPが年3.3%増へ
内閣府が11日発表した1〜3月期の国内総生産(GDP、季節調整値)の改定値は、物価変動の影響を除く実質で前期比0.8%増となり、5月の1次速報値から0.2ポイント上方修正された。年率換算では速報値を0.9ポイント上回る3.3%増。設備投資の大幅な伸びに加え、民間在庫品などが寄与したためで、順調な景気回復を裏付けた。実質の需要項目別にみると、新たに発表された法人企業統計の結果などを反映した民間設備投資が、1次速報値の前期比0.9%減から0.3%増へと大幅に上方修正された。一方、個人消費はレクリエーション、電話電報、自動車などの改定で0.1ポイント下方修正され、0.8%増だった。内閣府は「消費は底を打った」(大田弘子経済財政担当相)との見方を示しているが、先行き不透明感も漂っている。