
vol.312
パリ国際航空ショーで2大メーカーが空中戦
第47回パリ国際航空ショーが18日、パリ郊外ルブルジェ空港で開幕し、欧州エアバスと米ボーイングの2大メーカーが激しい“空中戦”を繰り広げている。両社は海外の航空会社などから相次いで大型機を受注。ロイター通信などによると、24日まで1週間にわたる会期中の受注機数は、両社合計で300機を上回るとみられている。
米航空大手USエアウェイズは18日、エアバスの新型長距離旅客機A350やA320など92機を導入する計画を明らかにした。中東のカタール航空もエアバスに3機の超大型旅客機A380をはじめとする総額160億ドルの旅客機を注文したと発表した。エアバスは、インドの新興格安航空、キングフィッシャー航空からの受注も予想されている。一方、ボーイングは、GEコマーシャル・アビエーション・サービス(GECAS)から777型貨物機6機を受注し、GECASからの累計受注機数が39機に達したと発表。米航空機リースのインターナショナル・リース・ファイナンスからも787型機50機の受注が見込まれている。
エアバスの18日の発表によると、購入の意思表示を含めた累計受注機数は339機、総額457億ドルに達した。同社は2度にわたるA380の納期遅れが受注活動にも影を落とし、今年に入ってからの受注機数はボーイングの429機に対し、201機にとどまっていた。ショー期間中の商談を本契約に結びつけ、ボーイングとの差を一気に縮めたい考えだ。
(ビジネスアイ)