
vol.312
ベッカム有終! レアルが4年ぶりリーグ制覇
最終節までもつれ込んだスペインリーグは、劇的な幕切れとなった。
シーズン前半でトップを走っていたのは3連覇を狙うバルセロナ。しかし日本で行われたクラブW杯での敗戦をきっかけにスランプに突入し、王者は「らしさ」を失っていく。
バルセロナの失速とともに勢いを増したのは、このところタイトルから遠ざかっていたレアル・マドリードだった。今季限りでチームを去るベッカムの復活も起爆剤となり、残り4試合でついに首位に立った。
そして迎えた最終節の17日。本拠地サンチアゴ・ベルナベウでのマジョルカ戦で、レアルは途中出場したレエスが2ゴールと活躍し、3−1で文句なしの勝利。優勝の可能性を残していたバルセロナを振り切り、レアルが4年ぶり30回目となるリーグ優勝を果たした。
有終の美を飾ったベッカムは、この試合を最後に4年間在籍したレアルから米ロサンゼルス・ギャラクシーに移籍する。新天地はメジャーリーグ・サッカー西カンファレンス5位(6チーム)に低迷し、上位4チームが進出するプレーオフすら危ない状況。銀河系(ギャラクティコ)と呼ばれた名門を再生させた“救世主”が、苦しむギャラクシーをも救うことができるか。ベッカムがチームに合流する8月からは、サッカーの「メジャーリーグ」からも目が離せなくなりそうだ。