
vol.313
1人当たりは653万円に
国の借金が834兆円
財務省は25日、国債と借入金、政府短期証券を合わせた国の債務残高が、平成19年3月末時点で834兆3786億円になったと発表した。前年3月末に比べ6兆8981億円増加し、過去最高を更新した。国民1人当たりに換算すると約653万円の借金を抱えていることになり、1年間で約5万円増えた計算となる。
ただ、景気回復による税収増を背景に、18年度の新規国債発行が大幅に抑制されたことや、財政融資資金特別会計から繰り入れた12兆円を国債償還に充てたことなどが反映され、借金の伸びは過去10年で最低水準となった。
国債残高は674兆1221億円で、前年比3兆5427億円増と1けた台の増加にとどまった。17年度末には前年比で44兆円、16年度末には70兆円も増えていたが、伸びは頭打ちになってきた。
一般会計や特別会計などからの借入金は前年並みの59兆2824億円。政府短期証券は3兆3467億円増加し、100兆9741億円。