
vol.313
桑田vsイチロー初対決は…
21日の大リーグで、パイレーツの桑田真澄がマリナーズ戦の6回に登板。イチローとのメジャー初対決も実現し、見事三振に仕留めた。この日の桑田は2回1安打4三振でマリナーズ打線を無失点に抑えた。
カウント2−1。外角低めに落ちる縦のカーブにイチローのバットが空を切った。「参りました」とイチローが言えば、「三振はたまたまですよ」と桑田。シアトルで実現した日本人対決の軍配は“39歳のルーキー”に上がった。内角高めの直球でのけぞらせると、2球目は外角、3球目は再び内角へ変化球を投じ、最後は得意のカーブ。内野ゴロを思い描いていた桑田は「いろいろ駆使しないと抑えられないよ」と照れた。
2人の対戦は、97年のオールスター第2戦までさかのぼる。イチローは「(桑田が)昔の自分じゃないこと、ボール球で勝負しないといけないことを受け入れている。どのボールにも意図がある」と分析した。桑田自身は「先を保証されている選手じゃない。呼ばれたら精いっぱい自分らしい投球をしたい」と語るが、「成長を続けている打者」と評するイチローを抑え、また自信を深めたようにも見えた。