
vol.314
飛べ!FRESH SWALLOWS
飯原誉士
東京ヤクルトスワローズの前半戦は、プロ2年目の飯原誉士がスタメン定着へ向けて強烈にアピールした時期といっても過言ではないだろう。今回、古田監督も大きな期待を寄せる“FRESH SWALLOWS”の筆頭である飯原を直撃。スタメン定着へ向けた思いや、ちょっと意外な?プライベートを聞いた。
「必死にプレーしている姿を見に来てください」
――今シーズンはほぼ全試合に出場されていますが、これまでを振り返っていかがですか?
「最大の目標はレギュラーになることだったので、最初からアピールしていこうと思ってキャンプ、シーズンに入りました。序盤では自分らしさを出せていたんですが、さらに成長しなければいけないと思っています。ずっと試合に出ることの大変さもありますし、今の状態は自分でも納得がいかない。でもいい方向には進んできているので、もっと練習して自信をつけて、これからの試合に臨んでいきたいです」
――昨シーズンはプロ1年目で28試合出場、打率3割オーバーという好成績でした。
「自分のことで精一杯だったから、あっという間でしたね。最初に試合に出たときは本当に緊張しました。去年の開幕戦に守備固めでレフトに入ったのが初めてだったんですが、あの緊張感は今までにないものでした」
――その緊張をどう振り払ったんですか?
「それが、いざポジションについたら『飛んで来い』って思えたんですよ。『早く捕りたい』って。ここでボールを捕っておけば安心すると思ったんでしょうね。その日は結局、守備機会はありませんでしたが、その後は変な緊張をすることなく試合に入れるようになりました。あと緊張といえば、去年ガトームソンがノーヒットノーランをやった試合も大変でした。レフトに9回から入って、しかもツーアウトで自分のところに飛んできたんです。あの時は何とかしなくちゃいけないと思って、プレー中もドキドキしてました(笑)。もちろん今でもいい緊張感を持ちながらプレーしていますが、この2つは特別でしたね」
――今回は“スワローズ若手代表”の飯原選手をさらに多くの読者に知ってもらいたいと思っているのですが、ご自身のアピールポイントはどこにあると思っていますか?
「足には自信があります。盗塁だったりとか、打ってから走り回る姿を見てもらえればうれしいですね。お客さんを意識するプレー? いや、まだプレーするだけでいっぱいいっぱいですよ(苦笑)。それは余裕がない証拠だと思うんですけど、みなさんにはそんな自分の必死な姿を見てもらえればうれしいです」
――飯原選手がプロを意識し始めたのはいつごろですか?
「本気でプロを目指そうと思ったのは大学3年の冬ですね。その年に同じチームに2回負けて2位になった時、『自分は本当に野球が好きなのか?』と自問自答をしたんです。そうやって考える中で『これまで続けられたのは野球が好きだからだろう』と気付いて、それからはプロになりたい一心で必死に練習しました」
――プロ入りを果たしたチームが「スワローズでよかった」という部分はありますか?
「それはすごくありますね。上の人のプレーを見るだけでも勉強になりますし、普通はなかなか言ってもらえないことでも気軽に教えてもらえるんです。あとは自分がミスをした時にひと声ふた声かけてくれたり、プライベートでも食事に誘ってもらったりしています。スワローズの人は本当にみなさん尊敬できますし、本当にいいチームに入ることができたと思いますよ」
――プライベートのお話も出ましたので、オフの過ごし方なども教えてもらいたいのですが。
「今はオフでも練習しているほうがリラックスできます。やっぱり動いていないと不安な部分がありますから」
――東京での生活には慣れましたか?
「今は埼玉の寮なので、東京暮らしではないんですよ。正直、東京に住みたいとはあまり思わないです(笑)。実家が田舎でしたから、どうしても人ゴミが苦手で。だって、横断歩道とかすごいですよね? この前、横断歩道の集団に入ったら人の流れに逆らえなくて、行きたい方向に行けなかったこともあったぐらいです。だから東京に出て来て買い物とかもほとんどしないです。六本木? いやあ、あんまり興味ないですよ(笑)」
――最後に、好きな女性のタイプもうかがってしまっていいですか?
「酒井法子さんです!」
――ひと回りぐらい離れてません!?
「小さいころから好きなんですよ。『星の金貨』とか『ひとつ屋根の下』、最高じゃないですか? さすがに写真を集めたりとかはしていないですけど、酒井さんが結婚された時はちょっとショックを受けたぐらいです。もちろん他にかわいいと思う人も出てきますけど、そこは昔からブレないですね(笑)」
――もっと面白い話がたくさん出てきそうですが…。今後は必死で素朴で“のりピー好き”な飯原選手に注目ということで。
「はい、よろしくお願いします(笑)」
| 昨オフにはハワイのウインターリーグに参加し、本塁打王に輝いた飯原。「ハワイでは地震にあって停電したのが一番の思い出かもしれないです(笑)。部屋の電気がついた時は感動して隣りの外国人と抱き合ってました」。走・攻・守の三拍子がそろったプレーだけでなく、飯原のキャラクターがクローズアップされる日も近い!?
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