
vol.314
英テロ容疑者の大半が外国人医師!?
[ロンドン ロイター]英北部スコットランドのグラスゴー空港で30日、空港ビルのガラス扉に四輪駆動車が突入して炎上する事件が発生した。
警察は3日までに8人の容疑者を逮捕したが、うち少なくとも4人は外国人医師という。治安筋によると、容疑者のうち2人はインド人、その他は中東出身者で「多く」が医師とされる。
逮捕された容疑者のうち、2人は英イングランドの病院に勤務する医師で1人は英スコットランドの医師。オーストラリア警察が身柄を拘束した8人目の容疑者はインド人医師。警察によると、その他の容疑者も医療関係者という。
ロンドンで自動車から爆発物が発見された事件と、スコットランドのグラスゴー空港に不審車が突入した事件を受け、英国ではテロ警戒レベルが一時最高度の「クリティカル」に引き上げられたが、4日には「シビア」に引き下げた。
連続爆弾事件の捜査当局者によると、警察は主犯格と見られる容疑者を全員逮捕したもよう。スミス内相は、警戒レベル引き下げの決定は「攻撃が差し迫って予期されることを示唆する情報」がなくなったことを意味するが「重大で現実的な」脅威は依然として存在していると述べた。
英国で起きた連続爆弾テロ・同未遂事件3件のうち、北部グラスゴーの空港に車を突入、炎上させた事件で逮捕された実行犯2人が、ロンドンの2件のテロ未遂事件にも実行犯としてかかわった可能性が強まってきた。複数の英メディアの4日までの報道によると、2人はともにイラク人とみられ、うち1人はイスラム過激派思想に傾倒していたと判明。イラクで対米テロなどを展開する国際テロ組織、アルカイダ系の組織と実行犯との関係が指摘され始めた。
2人はグラスゴー在住のハリド・アハメド、ビラル・アブドラの両医師。アブドラ医師は2004年にバグダッド大を卒業。4日付の英紙、ガーディアンは、同医師が複数のイスラム過激派組織のビデオを所持していたと伝えた。