
vol.314
安倍首相「美しい国」効果で所得5620万円
衆参両院は2日、国会議員が平成18年の1年間に得た所得や資産などに関する報告書を公開した。議員1人当たりの平均所得は2441万円で、前年と比べて9万円増となった。議員歳費と期末手当を合わせた議員報酬は年5万円引き下げられたが、一部議員の不動産売却などが全体を押し上げた格好。平均所得は衆院が2520万円、参院が2283万円。政党別では自民党が2596万円でトップ。次いで国民新党2356万円、民主党2216万円、社民党2201万円、公明党2045万円、新党日本1976万円、共産党1952万円の順。5000万円以上の所得者は、前年より6人増の23人、1億円以上は2人増の4人。所得として議員報酬のみを報告したのは103人で、前年より20人増えた。個人で総所得額が最も多かったのは自民党の小杉隆衆院議員で、2億7262万円。自宅の土地・建物を処分した譲渡所得が92%を占めた。次いで無所属の田中真紀子衆院議員が1億6623万円。自民党の清水清一朗衆院議員は1億2939万円で、不動産の賃貸料収入が中心。
主要6政党の党首では、自民党総裁の安倍晋三首相が、17年と比べて3002万円の大幅増の5620万円でトップになった。18年9月の自民党総裁選をめぐるテレビ出演やベストセラーとなった著書『美しい国』の出版が影響したようだ。