
vol.314
坂田健史がWBAフライ級王座統一
WBAフライ級王座統一戦は1日、有明コロシアムで行われ、チャンピオンの坂田健史(協栄)が同級暫定王者のロベルト・バスケス(パナマ)に3−0の判定で勝ち、タイトル統一と初防衛に成功した。
序盤で動きが鈍ったバスケスに対し、試合の主導権を握った坂田が終始リード。ダウンこそ奪えなかったが、的確にポイントを取り勝利を収めた。3−0の判定勝ちが告げられると、坂田は右腕を突き上げた。「唯一のチャンピオンが自分だと証明できた」。1回こそバスケスの強打を受けてよろめく場面があったが、2回以降は一方的な坂田のペース。ロープ際に再三追いつめ、連打を繰り出した。同じバスケス相手に、微妙な判定でブーイングが起こった一戦から半年。今回は有無をいわせぬ勝利を収め、心のしこりを取り去った。
12日には昨年入籍した志江さんとハワイで結婚式を挙げる予定。「ベルトを巻いて出られますね」。しかし、ベルトを守り抜くという王者としての厳しさが、今後は坂田の身に待ち受けている。