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(2007年 ロイター/Fadi Al-Assaad)
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vol.315
「お前たちはアマチュア」オシム監督激怒
アジア杯初戦は痛恨ドロー
オシムジャパンが3連覇に挑むアジア杯が7日に開幕。B組の日本は9日にカタールと初戦を行い、1−1で引き分けた。日本は後半16分、今野のクロスから高原が先制ゴールを決めたものの、同43分にカタールが同点に追いついた。
終了間際の失点でドロー。日本にとっては負けに等しい結果だったが、会見場に現れたオシム監督は時折笑みさえ浮かべながら「これもサッカーのひとつの要素じゃないか」と言い返した。
しかし試合後のロッカールームでは違った。「お前たちはアマチュアか? 6−1で勝ってもおかしくない相手だ」と、顔を真っ赤にして怒鳴ったという。
指揮官にとっては、恐らくシナリオ通りの展開だった。暑さの中、カタールは完全に引いていたが、ボールを左右に散らして相手を動かし、ここぞという場面で何度も裏を取った。そして待望の先制点。指揮官も「驚いた。われわれはちゃんとサッカーをしていた」と評価している。
だが終了間際に2つのミスが続いた。1つはPKエリア直前という危険な地域で犯した阿部の反則。そして壁の作り方。不可解に崩れ、その間からボールが飛び出しては川口にも止められない。指揮官もこの不注意を「アマチュア」と言いたかったのだろう。
ジーコジャパンは内容が悪くても土壇場で勝ち切る強さがあったが、国際舞台の経験が少ないオシムジャパンには、まだそれがない。経験不足が初戦で露呈したことは吉と出るのか凶と出るのか。アジア杯3連覇への厳しい道のりは、まだ始まったばかりだ。