
vol.316
サンパウロでブラジル史上最悪の航空機事故
7月18日(ブルームバーグ):ブラジルのサンパウロにあるコンゴニャス 空港で17日夜、旅客機が着陸に失敗し炎上した事故で、死者数が少なくとも200人に達した可能性がある。ブラジル史上最悪の航空機事故となったもようだ。
サンパウロ州のセラ知事は記者会見し、事故を起こしたエアバスの「A320」の機内に生存者は残っていないとの見方を示した。ブラジル最大の航空会社、TAM航空が運航していた3054便は176人が搭乗し、ブラジル南部の都市、ポルトアレグレ発だった。記者会見はテレビ局バンド・ニュースが放送した。旅客機は滑走路をオーバーランし、給油スタンドと建物に激突。バンド・ ニュースによれば、地上にいて死亡した人は25人に上る。テンデンシアス・コンスルトリア(サンパウロ)の航空アナリスト、アマリリス・ロマノ氏は、「ブラジルで最悪の航空機事故になる公算がある」と述べた。
コンゴニャス空港は中南米で最も混雑している空港。救助活動に参加している医師はバンド・ニュースに対し、機内から運びだされた遺体の数はこれまでに27に上ると述べた。地上で回収された遺体は25に達する。事故が起こっ たとき、建物内で100人ほどが働いていたという。