
vol.316
ダウ取締役会がニューズの買収提案を受け入れ決定
米経済情報大手ダウ・ジョーンズ(DJ)は17日の取締役会で、メディア王のルパート・マードック氏率いる米メディア大手ニューズ・コーポレーションからの総額50億ドル(約6100億円)の買収提案を受け入れることを正式に決めた。
ニューズ社は10月に経済ニュース専門局フォックス・ビジネス・ネットワーク(FBN)を開局する予定で、傘下のあらゆるメディアでDJの情報を活用する方針だ。
DJ傘下のウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)によると、取締役のうち2人が買収案受け入れをめぐる投票で棄権、買収に反対しているクリストファー・バンクロフト氏は途中で退席したという。買収成立にはDJ議決権の64%を保有する創業者一族で大株主のバンクロフト家の承認が必要で同家の動向が焦点になっている。
バンクロフト家は今週にも最終結論を出す予定だが、一枚岩ではない。また、買収不成立となればDJ株価の大幅な下落は明らかで、厳しい選択を迫られている。