
vol.316
内藤がWBCフライ級王座奪取
ボクシングのWBCフライ級タイトルマッチが18日、後楽園ホールで行われ、挑戦者の内藤大助(宮田)が王者のポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)に3−0で判定勝ち。タイトル奪取に成功した。
大番狂わせに後楽園ホールが沸騰した。防衛17度、タイの英雄ポンサクレックが守り続けた王座を3度目の挑戦で奪った内藤は、リング上で顔を覆い、男泣きした。
ノーモーションの右を顔面にヒットさせ、序盤は内藤ペース。だが王者の圧力に終盤、疲れがみえた。「人生を変えろ」。セコンドから何度も声が飛んだ。
「最後は気持ちだけだった」。11回、攻勢に出た王者の左右を浴びたものの、驚異的な粘りで勝利を引き寄せた。
内藤の次なるターゲットは、因縁のある亀田興毅(協栄)になるだろう。注目の亀田戦については、「まだ言いません。世界をとったんだからドシッと構えます」と王者の威厳をのぞかせるが、日本人のレベルをあざ笑うかのような亀田の発言には憤りがある内藤は、間違いなく“果たし合い”を望んでいる。