
vol.317
タリバンが拉致韓国人1名を殺害
[ガズニ(アフガニスタン)ロイター]アフガニスタンで旧政権勢力のタリバンに韓国人23人が拉致、拘束された事件で、タリバンのスポークスマンは25日、人質の1人を殺害しことを明らかにした。
韓国人の射殺体はその後、同州の砂漠地帯で発見された。
アフガン政府が収監中のタリバン兵8人の釈放要求を拒否したことを受け、タリバン側は、信義に基づいて行動していないとしてアフガン政府と韓国の交渉団を非難していた。タリバンのスポークスマンは電話でロイターに対し「アフガン政府がわれわれの要求を聞き入れなかったので人質は解放しなかった。タリバンは男性の人質1人を射殺した」と述べた。
韓国人23人のグループは前週、カブールの南方の幹線道路をバスで移動中にガズニ州で襲われ、拉致された。
アフガンのカルザイ大統領は今年3月、拉致されたイタリア人記者の解放のため、収監されていたタリバン兵5人を釈放し、内外から批判を受けたため、その後は人質と受刑者との交換には応じない方針を明らかにしていた。しかし今回の拉致事件では、カルザイ大統領や政府閣僚は沈黙を守っている。