今週のTOKYO HEADLINE
vol.317
(2007.07/30-08/05)
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Sports vol.317

オシムジャパン負けた…アジア杯3連覇ならず

 サッカーのアジア杯準決勝が25日にハノイで行われ、日本が2−3でサウジアラビアに敗れた。
 日本は序盤からサウジアラビアの固い守りに苦しみ、前半35分にヤセルのゴールで失点。その2分後にセットプレーから中澤(横浜M)がヘッドを決めて同点で前半を折り返したが、後半2分にマレクのゴールでサウジが再びリード。同8分には阿部(浦和)がゴールを挙げてゲームを振り出しに戻したものの、同12分にハサウィに勝ち越し点を奪われた。3失点はオシム監督就任以来ワースト。
 日本のアジア杯での敗戦は、96年大会準々決勝のクウェート戦以来。日本のアジア杯3連覇と史上最多となる4度目の優勝はならなかった。
 ラストプレーとなったCKでは、川口までもがエリアに入った。しかし決死のパワープレーも実らず無情のホイッスル。オシムジャパンの3連覇への挑戦は準決勝で終わりを告げた。
 サウジアラビアとは3度目の対決。オシム監督が就任3試合目に初黒星をつけられた相手だった。印象的だったのは、オシム監督がその試合を「子供のようなプレー」と嘆いたこと。「真ん中に味方がいないのにクロスを上げる」「終了の笛を吹くのを待つかのように、後ろでボールを回す」…。試合運びのつたなさを露呈した選手を嘆いたものだ。
 3度目の対戦は、くしくも同じ展開になった。だが、ロスタイムの日本は決して終了の笛を待たず、勝利への執念を見せた。「去年とは違う部分が見せられるはず」と佐藤寿が語っていた成長の跡は見えた。
 チームとしての成熟度も増してはいる。リードされても2度追いつく精神的な強さも見せた。オシム監督も今回は「最後まで全力を尽くしてくれた」と選手を責めることはしなかった。
「日本がサウジアラビアに劣っていたとは思わない。チャンスは日本のほうが多かったが、決まらないうちに疲労がたまってしまった」
 初めてといっていい指揮官の負け惜しみが、敗戦の悔しさを物語っていた。



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