今週のTOKYO HEADLINE
vol.319
(2007.08/13-08/19)
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左からジュンス、ユチョン、ジェジュン、チャンミン、ユンホ
MOVIE vol.319

INTERVIEW

東方神起
3つの愛を歌う夏――

日本デビューからわずか2年。去る6月に、2nd LIVE TOURにして日本武道館2DAYSを大盛況に収めた若きボーカルグループ、東方神起。彼らから、夏本番を前にスペシャルプレゼントが届いた。アッパーなダンスチューンからバラードまで、異なる色合いのサマーソングを詰め込んだトリプルA面シングル『SUMMER〜Summer Dream/Song for you/Love in the Ice〜』がそれだ。

「楽しい愛、幸せな愛、悲しい愛…。3つの違った愛を歌っているんです」

 伸びのある5色の歌声が波のように交互に重なり、絡み合っていく。東方神起のボーカルサウンドは心地よい。彼らの歌は季節季節で異なる彩りを見せ、春には春の、夏には夏の音色を作り出す。夏の3編の愛を映し出した最新シングル『SUMMER〜Summer Dream/Song for you/Love in the Ice〜』は、そういう意味で最強だ。アッパーでノリのいいダンスチューンから、5人のハーモニーで魅せるバラードまで、同じ夏を歌いながら、さまざまな光景が浮かびあがる1枚に仕上がっている。

「楽しい愛、幸せな愛、悲しい愛…。今回は、恋愛をしているときに感じる3つの違った思いを歌っているんです。特に恋をしている人、カップルの人たちに聴いてほしいですね」(ジュンス)

「1曲目の『Summer Dream』は特にノリがよくて、踊れる曲です。夏のライブにぴったりですね。レコーディングの時も、知らないうちに体が動き出して、踊っちゃったし(笑)。とても楽しい雰囲気が出ていると思います」(ジェジュン)

 さんさんと輝く太陽と突き抜ける青い空を感じさせるこの曲は、以前メンバーで行ったボラボラ島での思い出に重なっているとか。解放感溢れる小気味よさが、病みつきになりそうだ。

「ドライブで聴くのもいいかも。それに、この曲ではラップの部分を僕とユチョンが歌詞を書いているんです。僕は英語で、ユチョンは日本語で頑張って書いたんですよ!」(ユンホ)

 日常生活は問題ないほど日本語が上達した彼らだが、歌詞を作るとなるとやはり難しいのではないだろうか?

「歌詞はフィーリングですね。こういうものを書こうと思って書くわけではなく、フィーリングやかっこいいフレーズを大事にしています。前より日本語にも慣れたし、日本語のフィーリングで書いていますね」(ユチョン)

 1年前とは違って、日本語の意味を理解して歌えるようになったことも、彼らにとって大きいと言う。これを感じさせてくれるのが、2曲目の『Song for you』だ。ミディアムテンポの爽やかなラブソングだが、愛する人へ想いを優しく包み込むように歌っている。

「この曲は柔らかい感じですよね。僕は直接経験したことがない内容の歌詞でも、主人公はこうでこうでって頭の中で作り出したりして、想像しながら歌うんです。僕らの想像力はすごいですよ。どんどん先まで膨らんでいっちゃう(笑)」(ユンホ)

「僕は自分自身が主人公になったつもりで歌いましたね。“君を守る”みたいな、男らしさも出るように」(チャンミン)

 そして、夏の愛を締めるのが『Lov e in the Ice』だ。これは、東方神起の最大の魅力、5人のハーモニーで“聴かせる”ラブバラード。繊細なピアノのメロディーに弦の雄大な音色が織り込まれ、そこに重なっていく5人のコーラスがとにかく美しい。どこまでも広がっていくような壮大なスケールを感じさせる5人のハーモニーに、彼らの底知れぬ歌唱力を痛感。メンバーのユチョンも、東方神起の曲の中で最も好きな曲にあげているほど、秀逸な仕上がりになっている。

「東方神起の一番の武器は、5人のチームワークだと思うんです。それを生かした曲だし、切なくて泣ける感じもいいですよね」(チャンミン)

「僕らのコーラスワークの成長も感じられるんじゃないかな」(ユンホ)

 3曲どれも違うテイストだが、夏の真昼の空の下から夕暮れ、そして夜空の下と、時間が流れているような錯覚を感じさせる。それだけ、彼らの表現の幅が広いということだろう。

「僕ら自身も、東方神起の楽曲の幅の広さ、バランスの良さは魅力だと思っています。いい曲がありすぎて、ライブではこれも歌いたい、あれも聴かせたいって選ぶのに悩んじゃう(笑)」(ジェジュン)

 そんな彼らが、今一番楽しみにしていることが、夏恒例のビッグイベント、a-nationだ。TRFにEvery Little Thing、浜崎あゆみ、そして倖田來未ら、豪華アーティストの共演も話題のこのイベントは、今年も7月28日の仙台を皮切りに、愛媛、静岡、兵庫をめぐり、8月25、26日の東京・味の素スタジアムでファイナルを迎える。このすべてのステージに東方神起も名を連ねているのだ。

「去年はユンホが怪我で出られなくて4人で寂しかったし、日本語もまだうまくなかったので、十分ではなかったんですが、今年は5人揃って100%力が出せると思います」(チャンミン)

「ジェジュンなんか、今年が始まったばかりのころから『a-nationには絶対出たい!』って言い続けているほど、楽しみにしているんです(笑)。僕も今回が初めてのステージになるし、東方神起にしか出せない音楽を聴かせたいですね」(ユンホ)

「野外ステージは観客全員が見渡せる。それで力が出ますね。夏だから暑いし、大変でもあるんだけど、観客と一緒に作っているっていう感じがあって、とてもいいんです」(ジュンス)

「僕はa-nationのステージに立つと、鳥肌が立つんですよ! 韓国でも大きなステージに立つときはあるけれど、また違った雰囲気だし、観客とひとつになった瞬間は言葉で表現できない気持ちよさがありますね」(ジェジュン)

 早速『Summer Dream』で盛り上がれると、珠玉の夏チューンを引っさげてのライブイベントに胸を膨らませる5人の姿が印象的だ。夏の空に響き渡る東方神起の歌声は、爽やかな風のように心地いいに違いない。




(KWC・高橋尚子)

12thシングル トリプルA面マキシシングル 『SUMMER 〜Summer Dream/Song for you/Love in the Ice〜』
 ツアーも大成功を収め、さらにa-nation、SOUL POWERと大舞台へとステップアップする東方神起が贈る、夏にふさわしい軽快なチューン。朝から昼、そして夜へと移り変わる中で、3つの愛を切々と歌い上げる。彼ら自身が作曲したラップ部分も聞きどころだ。
[CD+DVD]1890円(税込) RZCD-45629/B
[CD]1050円(税込)RZCD-45630


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