
vol.319
デジタルコンテンツ市場が3兆円規模へ拡大
映像や音楽、ゲームソフトといった国内デジタルコンテンツ市場の規模が2007年に初めて3兆円を突破することが、デジタルコンテンツ協会(DCAJ)が8日発表した「デジタルコンテンツ白書2007」で明らかになった。それによると、07年は音楽、映像のネット配信やゲームソフトのさらなる拡大が見込まれ、市場規模は前年比10.7%増の3兆663億円に達すると見込んでいる。
ゲーム機専用ソフトは、任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドーD
S」や据置機の「Wii(ウィー)」、ソニー・コンピュータエンタテインメントの「プレイステーション3」向けで高成長が予想され、07年は同11.1%増の4591億円を見込んでいる。インターネットを使った音楽配信は、同31.0%増の406億円と拡大して音楽市場全体を牽引する。携帯電話向け配信の電子書籍は同69.6%増の117億円と高成長を予想している。
06年のデジタルコンテンツ市場は、DVDソフトや音楽CDなどパッケージで提供されるコンテンツが伸び悩む一方で、音楽配信、携帯電話で読む小説、ゲームソフト市場の急成長で、市場規模は同8.3
%増の2兆7699億円と拡大した。ゲーム機専用ソフトは、同31.6%増の4133億円と大きく伸びた。
音楽CDは減少に歯止めがかからず、06年は同3.6%減の4615億円。代わってネット利用の音楽配信が310億円と、前年より92億円の増加となった。
(ビジネスアイ)