 |
|
マスコミが集まった会見に拍手で迎えられたデ・ニーロ。写真撮影では「手を振ってください」の声に笑顔で応えた
|
|

vol.319
名優デ・ニーロが「大切なのはキャスティング」
“現代最高の名優”ロバート・デ・ニーロが、13年ぶりに監督を務めた話題作『グッド・シェパード』が10月に公開される。同作のPRのため9年ぶりに来日したデ・ニーロは、来日記者会見で映画に対する持論を語った。
「一番大切なのは、その役に正しい俳優をキャスティングすることなんだ。キャスティングがぴったり合わなければその映画を作る必要がないくらい大事なことなんだよ」
巨匠の思いを受け、同作で主役を務めたのはマット・デイモン。「実は最初はレオナルド・ディカプリオが頭にあった」と明かしたデ・ニーロだが、「マットは一切の妥協を許さず本当に素晴らしい演技を見せてくれた」と絶賛した。同作は、諜報活動と家族との間で揺れながらも、CIA誕生にすべてを捧げた男を描いた骨太のドラマ。フィクションでありながら歴史の事実も多く盛り込まれ、CIAの協力も得た。「おもしろいと思えるものを、お客さんが信じられるように正しく描くことを、私は心がけている」と、デ・ニーロ。タイトルの『グッド・シェパード』とは、「私は良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる」という新約聖書のキリストの言葉の引用。