 |
|
“守加護”のセットにずらりと並んだ豪華出演陣。左から三谷幸喜監督、“怖い男”寺島進、“街を牛耳る男”西田敏行、“惑わす女”深津絵里、“だまされる男・売れない俳優”佐藤浩市、“だます男”妻夫木聡、“尽くす女”綾瀬はるか、“振り回される男・売れない俳優のマネジャー”小日向文世、“厚化粧の女”戸田恵子
|
|

vol.320
映画『ザ・マジックアワー』制作発表会見
俳優はツライ「台本がおもしろすぎて極度のプレッシャー!」
三谷幸喜監督第4作となる『ザ・マジックアワー』の制作発表会見が15日、東宝撮影所で行われた。
会見で主演の佐藤浩市が「何年かぶりに胃に穴が開くんじゃないかと思うくらい」と告白したが、それには理由がある。「本当に台本がおもしろい。ということは、反面、役者に極度のプレッシャーを強いる。いかにこのおもしろさを伝えるか。今回はセットも美術も本当に素晴らしくて、スタッフの愛情を感じると、さらにプレッシャーになるんです。僕はノミの心臓と呼ばれる男なんで(笑)」と、佐藤は笑いを交えながらも作品への強い思いを語った。物語は、売れない役者が、芝居と勘違いしながら本物のギャングの抗争に巻き込まれていくコメディー。架空の街『守加護(すかご)』を舞台に、監督自ら「自分で言うのもなんですが、コメディーとしては今までで一番質の高いものができた」と自信をのぞかせる作品だ。どれぐらいおもしろいかは、「とにかく笑いまくって台本を読んだ」(エグゼクティブプロデューサーの石原氏)、「映画を見終わったらウエスト3センチくらい細くなりそうなくらい(笑える)」(怖い男役の寺島進)と、口々に称賛した。タイトルになった『マジックアワー』とは、太陽が沈んだ直後のほんの一瞬、世界がもっとも輝いて見える瞬間を表す映画用語。作品は、その言葉を人生にもかけたものだが、今回三谷組初参加の妻夫木聡は「三谷さんの作品がずっと好きでした。その作品にかかわれている今が、僕にとってはマジックアワー。この作品で、新しい自分に出会えてる気がします」と語った。公開は2008年6月。全国東宝系でロードショー上映される。