
vol.320
岡田准一と宮崎あおいで劇団ひとりの75万部ベストセラー『陰日向に咲く』
劇団ひとりの処女小説にして、現在までに75万部を売り上げたベストセラー『陰日向に咲く』。連作短編で綴られたエピソードを長編映画用に仕立て上げ、岡田准一、宮崎あおいを主軸に、来年1月に公開されることになった。制作会見が行われた13日、岡田は「自分の中ではチャレンジ的な演じ方をした作品。(役柄のように)中途半端に見えるようにやってみました」と撮影を振り返った。岡田が演じたのは、ギャンブルから足を洗えない借金地獄のバス運転手。「僕はずっとギャンブルはやらないと決めて生きてきたけど、それ以外でも共感できるところはたくさんありました」と語ると、役の上で漫才に挑戦した宮 も「初めてのコメディーで不安もあったけど、現場がすごく楽しくて、いい映画になる予感がします」。同作は、伊藤淳史、塚本高史、平山あや、緒川たまき、三浦友和などがそれぞれ違う物語を演じながら、最後はひとつの思いに集約していくヒューマンコメディー。カリスマ・ホームレスのモーゼ役を演じた西田敏行は、「私にとって忘れられない映画。6月30日に(撮影のため)喪服に着替えた途端に携帯が鳴って、家内から『あなたの一番のファンだったお母さんが亡くなった』と伝えられました…」と、不思議な偶然を振り返った。監督は、ドラマ『白夜行』や映画『そのときは彼によろしく』を撮った平川雄一朗が務める。公開は2008年1月。