
vol.320
ロカルノ映画祭で小林政広監督『愛の予感』が快挙!
カンヌ、ベルリン、ベネチアに次ぐ映画祭として知られる第60回ロカルノ国際映画祭で、小林政広監督の『愛の予感』が、グランプリに当たる国際コンペティション部門の『金豹賞』に選ばれた。同映画祭は、過去のグランプリ作に、ジム・ジャームッシュ監督の『ストレンジャー・ザン・パラダイス』、故スタンリー・キューブリック監督の『非情の罠』、故ミケランジェロ・アントニオーニ監督の『さすらい』などが並ぶ。日本映画では1954年の故衣笠貞之助監督の『地獄門』、61年の市川崑監督の『野火』、70年の実相寺昭雄監督の『無常』が金豹賞を受賞している。同作は、娘を殺された父親と加害者の母親の偶然の出会いと交流、心の揺れを描いた作品。冒頭のインタビューシーン以外、一切セリフがないという斬新な構成になっている。日本での公開は11月下旬からポレポレ東中野ほか全国で順次公開される。