
vol.321
This Week PICK UP
『ブラック・スネーク モーン』
初老のブルースマンと、セックス依存症の女。2人の心は、鎖で繋がれた―。
サミュエル&クリスティーナ 超人気の演技派2人が奏でる、魂と愛の物語。
サミュエル・L・ジャクソンの手には、鈍く凶暴な光を放つ一本の鎖。その鎖の先につなぎとめられているのは…クリスティーナ・リッチのウエスト! これまでにも、大作・インディペンデントにこだわらず、個性的な作品に出演してきた2人だけに、その共演作も強烈な個性を放つ作品となった。
サミュエルが演じるのは、妻に捨てられた初老の農夫ラザラス。クリスティーナが演じるのは心のつながりを渇望してセックスに溺れる女、レイ。彼らはともに心に“黒い蛇”のような闇を抱えていた。レイと運命的な出会いを果たしたラザラスは、鎖でレイをつなぎ、一度は捨てた音楽を彼女のために奏でる。1本の鎖で“つながって”いつしか穏やかな感情に満たされていく2人。しかしそこにレイの恋人ロニーが現れ、物語は核心へと突き進んでいく。一見エキセントリックなテイストに思えるが、傷つきながらも生きていこうとする主人公たちの、魂を描いた感動のヒューマンドラマに仕上がっている。
ロニー役のジャスティン・ティンバーレイクも含め、クールでエキセントリック、かつ感動のドラマを演じたキャストたちも見事だ。最後の最後まで、ストーリーがどう展開するか分からない演出も○。
| STORY:かつてはブルースマンだったが、現在では農業を営み家族とささやかに暮らしていた初老の男・ラザラス。しかし妻が突然別れを切り出し、彼の幸せは崩れ去る。幼少時代に受けた性的虐待のためセックス依存症になってしまった女・レイ。恋人が軍に入隊するや、次の相手を探して街をさまよう。心に闇を抱えたふたりは、1本の“鎖”と魂が奏でる“音楽”によってつながれる―。
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| 監督:クレイグ・ブリュワー 出演:サミュエル・L・ジャクソン、クリスティーナ・リッチ、ジャスティン・ティンバーレイク他 UIP配給/1時間55分/9月1日より渋谷シネアミューズ他にて公開 http://www.blacksnake.jp/
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