
vol.321
静岡の強姦未遂で元少年4人2審も実刑
静岡県御殿場市で平成13年、当時15歳の少女を集団で乱暴しようとしたとして、強姦未遂罪に問われた22〜23歳の元少年4被告の控訴審判決公判が22日、東京高裁で開かれた。中川武隆裁判長は、4被告とも懲役2年の実刑とした1審静岡地裁沼津支部判決を破棄、4被告に懲役1年6月の実刑を言い渡した。4被告とも無罪を主張しており、即日上告した。
事件は、検察側が当初、13年9月16日の犯行として起訴したが、被害者の少女が1審公判中に「本当の犯行日は1週間前」と証言を翻し、変更するという異例の展開をたどった。4被告は捜査段階で変更前の犯行日で罪を自白し、公判では否認している。
このため、少女の証言と、捜査段階の4被告の自白の信用性が争点となった。
中川裁判長は「被害にあった日を除きほぼ一貫しており、内容も具体的で自然」と述べ、少女の証言の信用性を認めた。捜査段階の4被告の自白については「犯行日以外は十分に信用でき、相互に補強しあう」と判断。4被告とも有罪とした。
その上で、中川裁判長は、少女の被害申告に問題があったなどとして減刑した。