
vol.321
次世代DVD戦争 パラマウントがHD DVDを支持
次世代DVDをめぐり、米大手映画会社パラマウント・ピクチャーズとアニメ映画会社ドリームワークス・アニメーションが21日、東芝などが推進する規格「HD DVD」だけを採用すると発表した。HD対応の映画タイトル数は、一時優勢だったソニーなどが推す「ブルーレイ・ディスク」(BD)と拮抗することになり、HD陣営の反転攻勢が強まっている。次世代DVDの規格争いにも影響しそうだ。
パラマウントはこれまで、HDとBDの両規格を採用してきた。販売しているソフトは米国で33、日本で9、欧州で7タイトル。今後はBD対応ソフトは増産しない方針だ。東芝によると、両陣営の米国での販売タイトル数は、約290で拮抗することになる。
次世代DVDの規格争いは、どれだけ多くのタイトル数を抱えるかというソフト面がカギを握る。
BD陣営は3社の支持を得たのに対し、HD陣営への賛同は1社だけだったが、パラマウントが加わる。今夏以降、「トランスフォーマー」などのヒット作を相次ぎ投入するパラマウントの“方針転換”は、BD陣営には痛手となりそうだ。