
vol.321
北島が100平で59秒台V
北京五輪を1年後に控え、日本の“エース”が帰ってきた。世界水泳2007の第1日目が21日、千葉県国際総合水泳場で行われ、男子100メートル平泳ぎで北島康介(日本コカ・コーラ)が自身の日本記録に0秒21と迫り、国内初の59秒台となる59秒74で優勝した。
電光掲示板で記録を確認すると、雄叫びを上げた。「記録は関係ないですね、今日は。(力を)出し切りましたよ」。北島の顔に、充実感が漂った。7月中旬、左足内転筋の肉離れで全治約3週間のケガを負い、不安を抱えながらの大会だったが、午前の予選を1分0秒05の好タイムで泳ぎ、手応えをつかむと状況は一変した。
200メートル平泳ぎで世界記録を更新した02年アジア大会も、ケガをした後だった。「ケガで結果を残せなかったときもある」とは語るものの、北島がまた一回りタフになったのは間違いなさそうだ。