
vol.322
舛添厚労相「年金照合日程通りに」
舛添要一厚生労働相は28日の記者会見で、来年3月までに5000万件の宙に浮いた年金記録を照合し、該当者への通知を完了させる政府方針について、「私も選挙で最後の1人、1円まで確実にやると公約したので、本当に命がけでやりたい。目標を掲げた以上、全力を挙げなければいけない」と述べ、日程通りに遅れなく実現させることを明言した。
総務省の年金業務・社会保険庁監視等委員会が7月に社保庁の照合作業の遅れを指摘したことについては、「きちんと仕事をすればスケジュールが守られるのに、仕事をしない職員がいれば、徹底的に厳罰に処して動かす」とし、「抜き打ち視察にも出る。絶対にサボタージュは許さない。政府がスケジュールを立てているのに、やらないのがいれば、当然クビ切り対象にする」と述べた。
基礎年金の国庫負担率「2分の1」への引き上げ財源確保については、「何もかも税金でやればいいというわけではない」とした上で、「例えば、ボランティア活動で老人介護をやった分の地域通貨を貯蓄し、自分が年をとって介護してもらうときにそれを使えば税負担はなくなる」とのアイデアを披露した。
民主党が臨時国会に提出予定の年金保険料流用禁止法案には反対する考えを表明。また、国民年金を含む年金一元化は、「長期的な姿としては理想だろう」とした。