
vol.323
ブッシュ大統領が電撃イラク訪問
[アルアサド空軍基地(イラク) ロイター]ブッシュ米大統領は3日、イラクのアルアサド空軍基地を電撃訪問し、駐留米軍幹部らと会談した後、イラク駐留米軍削減の可能性を示唆した。
大統領は米海兵隊を前に「(駐留米軍の人員に関する)決定は、世論調査の結果やメディアに対するワシントンの政治家の神経質な反応ではなく、現場の状況を踏まえた軍司令官による冷静な評価に基づいて行われる」と述べた。その上で「イラク駐留米軍の縮小を開始するときは、恐怖や失敗ではなく、強さと成功の観点から行う。そうでなければ、敵をつけあがらせ、米国本土への攻撃の可能性を高めることになる」と語った。
9月10日には、ペトレアス・イラク駐留米軍司令官とクロッカー駐イラク大使が米議会に対してイラク情勢評価報告を行うことになっているが、ブッシュ大統領はこの日、米軍増派の成果について自ら情勢を評価するため両氏と会談した。
大統領は随行する記者団に「ペトレアス司令官とクロッカー大使は、現在の成功が続けば、米軍の人員を削減しても同水準の治安を維持できると述べた」と語った。
大統領はまた、マリキ首相らイラク指導部とも会談した。