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免許取得がほぼ確実といわれているウィルコムの喜久川政樹 代表取締役社長。写真は新製品発表時のもの
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vol.324
次世代高速無線の免許争奪戦が始まる
新たな電波をめぐる携帯電話事業者間の免許争奪戦が始まった。総務省は10日、2社への免許割り当てを予定している周波数2.5ギガヘルツ帯の「次世代高速無線通信規格」の免許申請受付を開始した。年内に割り当て先が決まる予定。
「次世代高速無線通信規格」は、無線ながら毎秒20Mビット以上と、ADSL並みのデータ通信速度を実現する技術。総務省は今年5月に免許指針を示し、新規参入の促進に向け、既存携帯事業者は出資比率3分の1以下の新会社しか免許申請できないとの規約を盛り込んだ。
このため、米インテルなどが進める2.5ギガヘルツ帯の国際標準規格「WiMAX」と呼ばれる技術の単独申請を目指していたドコモ、KDDI、ソフトバンクは免許条件を満たせず、合従連衡に動いた。
ただ3陣営が、いくら「複数企業連合」を形成しても、免許割り当て枠は2社だけ。既に免許割り当ての1社は、携帯電話事業者ではないことから単独で申請できるウィルコムが“当確”と見られている。残る1つの椅子をめぐる争奪戦の激化は必至だ。
(ビジネスアイ)