
vol.324
TBSが防衛策見送り
TBSの井上弘社長は12日、楽天への買収防衛策発動を現段階で見合わせる方針を正式発表するとともに、楽天がTBSを持ち分法適用会社にすることに反対する姿勢を改めて示した。一方、楽天幹部は同日、TBS株を近く20%超まで買い増して持ち分法適用会社にする方針を表明。業務提携が実現する見通しがないまま、株式支配をめぐる対立だけが際立つ状況が続いている。
TBSの第三者機関「企業価値評価特別委員会」が7日、楽天への買収防衛策を発動しないよう勧告したため、TBSはこの日の取締役会で、防衛策発動を諮る臨時株主総会を開催しないことを決めている。