
vol.324
負傷者続出で31−35…勝負のフィジー戦は無念の惜敗
日本、W杯1次リーグ突破絶望
7日に開幕したラグビーW杯。
91年大会以来となる勝利を狙った12日の1次リーグ第2戦で、日本はフィジーに31−35で惜敗した。
8日の初戦は優勝候補のオーストラリアに若手主体のチームで臨み、3−91の完敗。カーワンHCはフィジーとの第2戦にすべてを賭けていた。
試合は持ち味である「低いタックル」がフィジーの攻撃を抑え、日本ペースの展開。PGでフィジーに先制点を奪われたが、前半は9−10とがっぷり四つの状態で後半を迎えた。
後半11分にはトンプソンが今大会の日本代表初トライを挙げ、19−17で逆転。その後も点の取り合いが続いたものの、SHの吉田と交代で入った矢富が続けて負傷でピッチを去るアクシデントがゲームを一変させた。
ボール回しのテンポが悪くなった日本はフィジーにターンオーバーされる場面が目立つようになり、後半31分にはフィジーのニッキー・リトルが点差を広げるトライ。日本は終了間際の後半38分にトンプソンがトライを取り返し4点差に迫り、ロスタイムでも猛攻を見せたが、あと一歩届かなかった。
決戦を落としたカーワンHCは、「今日は重要な試合だった。大西選手、ブライス選手がSHをやらざるをえない予期せぬ出来事が起こったが、選手たちは上手く対応してくれた」とコメント。この敗戦により1次リーグ突破は厳しくなったが、80分間崩れずに強豪と戦い抜いた経験は残り試合でも生きるはずだ。