
vol.325
最先端半導体の設備をソニーが東芝へ売却検討
ソニーが最先端半導体の生産設備を東芝に売却する方向で本格検討に入ったことが15日、明らかになった。得意分野に経営資源を集中することが狙いで、譲渡が検討されているのは、半導体生産子会社のソニーセミコンダクタ九州が持つ長崎テクノロジーセンターのシステムLSI製造ライン。家庭用ゲーム機「プレイステーション3」に使われているMPU「セル」に加え、ビデオカメラ向けの画像処理用LSIなどの設備が売却対象に含まれる可能性がある。売却額は1000億円程度になるとみられる。
「LSIメーカーは多すぎる」(国内大手)という現状を反映して、開発連合や提携を軸にした業界再編案が、浮かんではしぼむ状況が続きそうだが、投資先としても有力視されている。