

vol.326
日本で決めた!新星ストーナーがMoto GP王者に
「バイク界のF1」といわれる二輪ロードレースの最高峰クラスMoto GP。この舞台に参戦して2年目の新星が、日本で世界王者に輝いた。
23日、ツインリンクもてぎで決勝が行われたシリーズ第15戦日本グランプリ。ポイント首位に立っていたケーシー・ストーナー(ドゥカティ)は6位に入り、3戦を残して2位バレンティーノ・ロッシの追撃を振り切り総合優勝を果たした。
ウエットコンディションで始まったレースは序盤を終えたあたりから路面が乾き始め、ライダーが次々とドライ用のマシンに変える波乱の展開に。これによりトップが次々と入れ替わり、終盤でトップに立ったロリス・カピロッシ(ドゥカティ)が勝利した。
絶妙のマシン交換で日本グランプリ3連覇を達成したカピロッシだが、なんといってもこの日の主役はストーナーだった。日本グランプリ史上初となる総合王者誕生の瞬間、ツインリンクもてぎは祝福ムードに包まれた。
「日本グランプリでチャンピオンを決められるなんて信じられないよ」
21歳での戴冠は、83年フレディ・スペンサーに次ぐ2番目の若さ。まだあどけなさの残るストーナーの笑顔が、日本メーカーが33年ぶりに敗北するという皮肉な結果を打ち消した。
今季からドゥカティに移籍したストーナーは、開幕戦のカタールGPで優勝後、破竹の快進撃。中盤でロッシの追撃を受けたものの、第11〜13戦の3連勝で一気に年間優勝を引き寄せた