
vol.326
吉田が世界選手権V5
22日、アゼルバイジャンでレスリングの世界選手権の55kg級が行われ、吉田沙保里がイダ・カールソン(スウェーデン)を下し、女子で史上初の大会5連覇を飾った。
連勝記録も115に伸ばした吉田だが、今大会では「ここで負けるのかな」という感覚を味わうほどに苦しんでいた。
バクー入りして下痢を訴え、19日夜には38度5分の発熱。体重は53kgに落ち込んだ。体調不良の中で行った3回戦では、2年4カ月ぶりにピリオドを落とした。
迎えた決勝では見違えるような動きで快挙を達成したが、世界との差が縮まっていることも感じさせられる大会になった。「うかうかしてると北京での2連覇はない。自分をしごき直す」と、吉田は北京へ向け、虚心に戻り出直しを図る。