9月20〜23日に幕張メッセで開催されたゲームの祭典「東京ゲームショウ2007(TGS)」は、4日間で19万3040人が来場する大盛況で閉幕。今回は外国企業を含む過去最高の217社が出展し、飛躍的な進化を遂げるゲーム業界の盛り上がりを改めて証明した。 PS3、Wii、Xbox360と家庭用ゲーム機の新機種が出そろった今回のTGSは、各プラットフォームでのソフト競争が本格化したことを受けて大型タイトルが続々登場。各メーカーのブースでは女性や中高年もターゲットにしたソフトが数多く出展され、クオリティーの高さを売りにしたソフトとライトユーザー向けのソフトの「両面作戦」が展開された。 年末にはゲームソフト最大の需要期を控え、各メーカーのラインアップは「ソフトの多様化がキーワード」(大手メーカー)。次世代型ゲーム機のユーザー層であるゲームファンを念頭に画質や機能を追求した「作品」が登場する一方、ダンスやヨガなどで体を動かす体感ゲームも目立った。 据え置き型ゲームだけでなく、「第3のゲーム機」ともいえる携帯電話への注目度の高さも特徴だった。携帯電話の高機能化にともない複雑なプログラムのゲームができるようになったことで、各メーカーが名作タイトルを次々と携帯電話向けゲームに移植していることが大きな理由だ。TGSでも携帯向けのソフトが全体の3分1を占め、ゲームの新たな市場として今後さらに存在感を高めることになりそうだ。